現代版シャーロック・ホームズは結構素敵
2011年 09月 05日
連続物だったけど、3話だけと知って、「ふーん、そうでもなかったのかな」くらいに思って録画初日も放置したままだった。3話くらいなら一気に観てもいいかなと思ってたし。
観たらたまげた。
ジェレミー・ブレッドのホームズは(露口茂さんの声もピッタリですな)ダントツだと思っていたんだけど、現代版シャーロック・ホームズも、どうしてどうして、負けてない。現代を生きる高機能生活不適合者「シャーロック」であった。これ、どっちが好きって言われたら困る。
ベネディクト・カンバーバッチという役者さんがシャーロックを演じてるんだけど、これが何とも、「らしい」‥‥。検索してみると、役から離れた彼は髪の毛の色も違うし、ぜーんぜん「らしく」ないんだけど(笑)、ドラマの中に映し出される姿は見事にシャーロックなんだなぁ。役者ぢゃのぅ。
手の平を合わせる仕草(少し中央部を膨らます形)は、ジェレミー・ブレッドのホームズを彷彿させる。NHK のサイトの中のインタビューで、役者さん自身も、ジェレミー・ブレッドのホームズ、シャーロック・ホームズそのもののファンでもあるって書かれてあって、もしオリジナルのシャーロックというオファーだったら興味は湧かなかっただろうと書かれてあった。
見てた人が演じると、そういう心憎いことをやってくれるもんなんだなと‥‥と思った。
主音声が吹き替えなので、そこから入ったんだけど‥‥吹き替えの声もとても素敵で、ワトスンとのやり取りもたまに笑える。ただ!ベネディクト・カンパーバッチの声がすごく素敵なので(後で知った)、DRモードで録ってなかったので悔やんだ悔やんだ‥‥。最近の DIGA だとちゃんと二重音声の情報をまるまる録画出来るみたいなんだけど、古いやつのHLモードだと、吹き替えだけしか残ってない(放送の形態によるみたいなんだけど)。残念。最後のだけ、DRモードで録って、両方それぞれ DVD-R に残した。
再放送やらないかなぁ。緊急速報のテロップ流れたし‥‥。
検索してみて分かったんだけど、3話だけという終わり方、放送がBBCなんだけどこういうやり方ってよくあるらしい。あちら在住の日本人の方だったか、詳しい方のブログだったかに、そんな記述があった。3話のラスト、すごい終わり方ざんしたね‥‥鳩村周五郎もまっつぁおって感じで。
秋には次のが‥‥といってももう秋だけど‥‥本国では放送されるらしい。待ち遠しいですな。Youtube など見ると、次の撮影の様子がアップされてたりする。
暫く、録画分と、動画サイトを漁って、ベネディクト・カンバーバッチに浸ってこの時間を凌ぐことと致しましょう。
「ニコチンパッチ」の単語が個人的にツボにはまってしまって(コカインか?と思わせといて、ニコチンパッチだったから。余計可愛く思えた)、本人の声で聞きたくてYoutube検索してたらあった(笑)。再放送あったら、絶対副音声録らないと。
■SHERLOCK(シャーロック)|NHK BSプレミアム 海外ドラマ
NHKの番組サイト
■Benedict Cumberbatch - YouTube
■Sherlock - YouTube
色んな役をやっている人のようで、いっぱい出てくる。SHERLOCKの映像に音楽を付けてるのもたくさん見かける。結構いいのが多い。
ロバート・ダウニー・Jr と ジュード・ロウのシャーロック・ホームズも一緒に出てくるけど。あっちも見たいのにまだ見てないなぁ。