見たことあるようなないような‥‥顔。相棒11第8話『棋風』
2012年 12月 16日
第8話『棋風』
http://www.tv-asahi.co.jp/aibou/story/08.html
高野志穂さんも割と好きな役者さんだけど、時田名人役の人も印象的だった。感情を出さない彼が、人工知能との対決で一瞬見せた、かすかに微笑むような表情は、懐かしいものを感じたその表情だったんだなぁ。
その時にはもう、彼女が昔、名人に匹敵するくらいの棋士だったことは分かっていて、単純に人口知能を操る彼女と戦うことが嬉しいのかと思っていたけど、ラストで明かされた事実を知ると、あの時の笑みがとても意味深く、より一層優しく見えた。
恐らく名人にとっては、あの勝負に勝ったことより、懐かしい彼女の棋風に触れられたことが、何より満足だったかもしれない。ラストの姿を見るとそう思う。
連行される彼女に声を掛けてあげて欲しかったけど、それをしないのが名人らしいし、右京さんに訊かれて初めて答えるというのも彼らしいのかも、と思った。右京さんから言われなければ、誰にも言わなかったのかもしれない胸の内かも。
人工知能にも負けないという自信。
彼女に対しても、恐らく昔も今も、負けはしないという自信はあったかもしれない。ただ、彼にとって彼女の存在は稀有であり、負けるかもしれない状況でも果敢に攻めてくるその棋風を、誰よりも憧れ、何よりも尊く、誰よりも見ていたいと思っていたんじゃないかな‥‥。そして何より、それを受けて立つ相手でいたいと思ってた――そんな気がした。
ほかのドラマで見たことある人かなぁ、分かんないなぁ、いたかなぁと思って調べたら‥‥
NHK連続ドラマ小説『梅ちゃん先生』の きのやん じゃないか!!
私が素っ頓狂な声を出したもんだから、傍にいた相方もビックリしてた。
いや~(* ̄▽ ̄;Aそうですか、そうですか‥‥あんなに毎日見てたのに、全っ然っ分かんなかった‥‥お恥ずかしい。(新しく買った電子レンジの温度設定以上にビックリした)
あっちの役に比べて若く見える‥‥。随分とイメージも変えて、化けましたなぁ。役者じゃのぅ‥‥。感心してしまった。
■竹財輝之助(→最新)
先週のはまだ見てない。どうも前後編らしいからまとめて見ようっと。分割されたのはまとめてみる――これ基本ね。といっても、もう明々後日だけど。