私目線の【芋たこなんきん】
2007年 01月 13日
昨日の【十九の春】という島歌にも涙が出ましたが、今日も芋たこは泣かしてくれました。
昨日今日、奄美に帰ることを決心したイシさんの表情には、母の強さ妻の強さ女の強さを感じました。独りでは心配だという健次郎たちとは違って、そういう不安がゼロではないんだろうけど、彼女の中ではそんなことはもうどうでもいいというか、な~んでもないことのようになっている気がしました。そういう大らかな、大地のような強さを感じました。恐らくは、お父さんもいるし、正子もいるし、奄美の島も守ってくれるから大丈夫という、そういう安心感があってのことだと思うのですが。
イシさんの、亜紀ちゃんの怪我のことで不安になっていた表情と、喜八郎が亡くなった時の呆然とした様子、それと昨日今日のゆるぎない表情の対比がとても印象的でした。
今日は何だか流れるようにす~~っとドラマが進んで行った感じだったのに、なぜかジワ~~~ッと涙が出て来ました。
昭一が2人きりでは嫌だからと町子を連れてたこ芳にいる健次郎の元へ行ったのもとても現実味があって微笑ましかったですし。
涙を隠すために台所へ立った晴子とイシさんの背中で通じる母娘の気持ちも印象的でした。もうやられっぱなしでございます。
俳優陣に脱帽だ‥‥。