若かりし頃の
2006年 06月 03日
そう‥‥あれは田舎から大阪の短大へ行くために上阪し、寮から出て独り暮らしをするようになった時のこと‥‥。
定期券を買おうと駅員さんに色々訊いていて、私の頭の中にすごくいいアイデアが浮かんだのです。私は駅員さんに言いました。
「あのぉ、じゃぁ、端の駅と端の駅の定期券があったら、すごく得ですよネ!」
(↑つぶらな瞳)
この超脳天気な馬鹿娘に駅員さん、慌てる様子もなく言いましたね。
「それはね、『キセル』という犯罪です。(-_-)(きっぱり)」
その時の私、恥ずかしいというより先に新しい知識を得たという驚きの方が先に立ってしまったようで、
「へ~そうなんですかぁ。(やっぱり私が考え付くレベルのことはそんなもんなんだなぁとある意味納得している、なるほどなぁというニュアンス)」
と一言。
無知というのは怖いですね~、その時は全く悪びることなくそう答えたのですよ、私は。
私の実家のある場所では、最寄のJRの駅まで車で20分かかりまして、我が家では専ら外出には車を使っていました。それで充分事足りているので、JRでどこかへ行くということがなかったんですよね。田舎は本数も少なくて距離と時間を総合すると却って不便だったりしますし。高校も自動車で同じくらいの時間の所へ自転車通学でしたし‥‥。だから定期というものを買うのも初めてで、知らなかったというのは事実なんですが‥‥あまりに無知‥‥。暫く経ってこのことをふと友人に話したら、確かボロクソ言われて笑われたと記憶しております。
(* ̄▽ ̄;A
もう15年以上も昔の話。