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私の人生無駄ばかり…そんな日々。


by dugong156
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私目線の【芋たこなんきん】

感想だけ書こうっと(* ̄▽ ̄;A筋書きかいてたら時間かかるし‥‥。
本当は細かい描写でいい所があったら後で読んだ時分かりやすいだろうなって思ったんだけど‥‥未だ未公開のままの記事もあることを考えると、素直に感想文だけ書いた方がよさそうだ。

今日は一真住職の八木沢さんとの密会(?)のオチと、孝子良美親子のことが解決するという流れでした。(ほ~ら1文で終わる(* ̄▽ ̄;A)

昨日からの流れでずっと孝子を見ていると、どうもすごく劣等感を持ってずっと生きてきているのかな‥‥そう思いました。何が出来ないということではなく、これといって何もない自分に対しての劣等感。町子が小説を書いていることをあまりよく言っていなかった頃も、少なくとも好きなことをずっと続けてきたことに対しては、ある意味羨ましさも感じていたんじゃなかろうかと。

何でも「主人に聞いて」というのは、そういう自信のなさの表れなのかなとも思えます。裏を返せば、何か一芸秀でているものがあれば、もっと自分を押し出せたのにという気持ちもあるのかもしれません。良美にピアノを習わせているのは、子供の頃に何か与えてくれていればという想いを実際自分が持ったからだろうなとも思います。

最後に町子が孝子を励ますシーンでは、「あんたの子供」という言葉が出てきました。
「何を言ってるの、血に勝るもんはないやないの」
自分たち姉妹のことも重ねているでしょうが、何より血の繋がりのない子供たちとこうやって過ごしている町子だからこそ、響いてくる言葉かなと思いました。

町子と孝子の対比が面白くて、どちらも理解できる。
どちらも決して間違ってるわけじゃない。ただ今回は少しだけ、家族の気持ちが見えなかった孝子に、少し反省する所があったのかな――そんな感じでした。

健次郎と孝子との関係は、まだまだ他人行儀(他人だけど)ですが、今回の一件で、少し打ち解けたのかなとも思います。話に出てきたクリスマスやお正月の描写があると楽しいのになぁ。

町子がしっかりと孝子を抱きしめるシーンはジーンと来ました。そう、やっぱり2人は姉妹ですね。お姉ちゃんは妹と妹は姉を大事に思っているのです。

で、たこ芳のシーン。
石田さん扮する住職の同窓会の写真が公開~。石塚さんばりの笑顔で写っている一真さんが何とも可愛い。大仏‥‥パシッ――の健次郎のツッコミも冴えてました。(絶妙だった)

孝子を見てると、子育てって難しいなぁって思います。
町子も孝子も子供の頃も状態から察するに、常太郎おじいちゃんや徳一父さんが箸をつけるまでは食べていなかったんじゃないかなと思うんですが、孝子はそれを良美に伝える事が出来ていない。

孝子自身がそのことを意識していなかったのかもしれませんが、親が自分が経験してきた・親からもらった大事な部分を、そのまま自分の子供に伝える機会が全てにおいて与えられるかというと、そういう訳ではないんだろうなという厳しい現実を見せられた気がします。

もしあの時孝子がその場にいたら、きっと良美を叱っていたかもしれません。きっとその時初めて娘に起こっている現実を知ることになったのかもしれないなと思いました。それもまた、親にとったらすごくショックなことですよね。実際、親御さんとしてそういう経験をした方もいるんじゃないかなと思います。ん~難しいですね、子育てって。

同窓会の写真のシーン。
写真を見せてもらう時の健次郎と町子が、頭くっ付けてもうすごくラブラブ状態に見えました。藤山さんを嫌いな人にはかなりのもんだったでしょうが(笑)、健次郎との仲のよさが分かって結構嬉しく思いました。

孝子が風呂上りの健次郎と居間で向き合うシーン。孝子はまだ健次郎に対してちょっと距離を置いた感じがずっとしていましたが、今回の良美の一件でちょっとだけその距離が縮まったような気がしました。
by dugong156 | 2006-12-15 11:49 | テレビ